NPO法人設立趣旨書
徳島ネパール友好協会

Tokushima-Nepal Friendship Association

〒779-3211
徳島県名西郡石井町藍畑字西覚円718-5
天野親聡 方
Tel: 088-675-0835


NPO法人定款等メニュウ


NPO法人徳島ネパール友好協会設立趣旨書 
NPO法人徳島ネパール友好協会定款 
NPO法人徳島ネパール友好協会登記謄本 
設立趣旨書

1 趣旨
ネパール連邦民主共和国は,インドと中国の両大国の間で,急峻な山岳地帯に囲ま
れ,農業,観光以外にこれといった産業がない,世界でも最も貧しい国の一つである。
貧弱な社会インフラ(電力,水道,道路,住宅等)や産業構造等課題は山積であるが,
国民の向上意欲と日本への敬愛の念は目を見張るものがある。
「徳島ネパール友好協会」では,これまで多くのネパール人と日本人との友好親善
だけでなく,ネパールの生活向上に向けた発電所や索道の建設など,ソフト・ハード
の両面からさまざまな活動を展開してきた。さらに,2015年4月に発生したネパール
中部の大震災の発生に対しては,救済・復興に向けた幅広い支援活動を実施し,県内
のみならず,ネパール側でも高く評価されているところである。
こうした活動により,ネパールからの当協会に対する期待や要望もますます大きく
なっており,現在の組織体制では新たな事業の拡大が困難になりつつある。また,各
種機関や団体等の資金を活用する場合には,法人格が必要とされることが多いこと,
さらには組織の対外的な信用力の強化の面から,特定非営利活動法による法人格を取
得する。

2 申請に至るまでの経過
法人設立の基礎となる「徳島ネパ-ル友好協会」は,ネパール中部の最奥の地であ
るラムジュン郡ブジュン村に「電気の灯を贈ろう」と徳島県内の有志により1996年2
月に設立された。
多くの県内企業や団体,個人からの寄付金や助成金などを活用し,大学や企業の技
術者のボランティアによる協力も得,村民との協働のもと,1999年12月に約80kw/h
の小型水力発電施設が完成し,約350戸の村全戸に灯りがともった。
このことを記念し,ブジュン村では12月3日が「徳島の日」と定められ,この日に
合わせ徳島からも多くの会員が訪問し交流を深める中,村の学校図書館の充実や寄宿
舎の建設,教育機会拡大のための奨学金の創設,さらには薬草の分布調査や,有用な
樹木等の増殖調査など幅広い交流・支援活動を実施してきた。
また,電気の通っていないバーチョーク村では,外務省資金を活用しながら,県内
企業の協力を得て,LEDと太陽光発電を組み合わせた照明施設の整備(約250戸)も
実施した。
一方,2006年,2014年にはカトマンズを中心とした子供たち(10~18歳)の見聞を
広めるため,県民の方々の協力を得つつ,徳島県内でのホームステイ(約1週間の滞
在)も実施し,日本の子供たちとの交流を深めた。
ブジュン村においては,小型水力発電施設建設10周年を記念し,農作物等の運搬作
業軽減を目的とした索道(ロープウエー)を,2009年より2か年にわたって3基設置
するとともに,設置後の修繕等管理運営に関する技術移転を行うため,数年にわたり
指導を行った。
この索道は日本独自の技術を活用したもので,道路建設が進められてはいるものの,
急峻な山村の多いネパールでの生活向上に必要な技術として高く評価され,各地から
設置の要望が寄せられている。
このことを実現するためには,現在の「徳島ネパール友好協会」の組織体制では限
界があり,多くの企業や団体,各種機関との協力関係を構築する中,資金力の強化を
図るとともに,より厚みのある執行体制を確立していくことが不可欠であるとの認識
もと,法人化するに至った。

2016年6月19日
特定非営利活動法人徳島ネパール友好協会
設立代表者住所 徳島市津田浜之町8番20号
氏名 谷口安孝